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アンカー工事の施工手順を解説! 

こんにちは!
広島県広島市に拠点を置く株式会社ニシカイチと申します!
土木工事業者の弊社は、法面工事や法面保護工事、道路防災工事といった土木工事を手掛ける業者として、広島県を中心とした中国地方全域で業務をしております。
今回は、アンカー工事の施工手順を解説いたします。
なお、現在弊社では新規現場スタッフを募集しております。
ご興味のある方は、お気軽にご応募くださいませ。

施工手順

ヘルメットと作業員

鉄筋探査

まずは、構造物鉄筋探査と呼ばれる作業を行います。
アンカー工事は、コンクリート構造物などの耐震補強などを目的に行われる施工方法です。
コンクリート構造物の多くは、内部に鉄筋が使用されています。
この鉄筋を傷つけてしまうと、コンクリートの機能が失われてしまうため、施工の際は主鉄筋の位置を把握しておく必要があります。
鉄筋位置の確認は、設計図や現地調査などから確認し、鉄筋の深さ・位置・数・方向をレーダーなどによって探査します。

コンクリート削孔

構造物の鉄筋探査を行ったら、次はドリルなどを使った穴あけです。
コンクリート削孔を行う前には、必ず穴をあける位置を罫書きしておきます。
罫書きしておくことで穴をあける位置を間違えることなく、正確に削孔できるのです。
万が一、削孔中に鉄筋に達してしまった場合は、作業を中断して開けた穴に補修材料を充填する必要があります。
その後、穴を開ける場所を再度設定し、最初からやり直さなければなりません。

孔内清掃

コンクリートに穴をあけた後は、穴の中に溜まった削りカスなどをブロワーで清掃します。
しっかり清掃しておかないと、この後設置するアンカーを引き抜く強度が不足する可能性があります。
また、穴の底に削りカスが溜まっていると、アンカーを打ち込みが不十分となり、効果を発揮できません。
孔内清掃は、意外にも非常に重要な作業なのです。

アンカー棒挿入

清掃終了後、穴を開けた箇所にアンカーを挿入します。
ハンマーなどで打ち込んだ後、ナットでしっかりと固定し、スパナなどを用いてナットの締め付け具合を確認します。
確認できたら、アンカー棒を挿入した箇所に樹脂を注入し、アンカーと一体化させます。
樹脂が硬化したことを確認できたら、樹脂注入パイプを撤去して施工完了です。

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法面工事はお任せください!

広島市の土木工事業者である弊社は、中国地方全域で法面工事や法面保護などの工事を行ってまいりました。
人々の暮らしにかかわる安全性を確保するためには、法面工事が非常に重要です。
行われる法面に関する施工は、人々が安心して暮らせる街づくりのためには欠かせない工事です。
昭和50年創業と長い業歴のある弊社にお任せいただければ、安全性に優れた高品質な施工を実現します。
また、法面工事に関連する土木工事も担当いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。