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植物の力で法面を守る「植生工」

こんにちは!広島市に拠点を置き、広島県や岡山県を中心とした中国地方全域で、法面工事や土木工事の施工を手がけている、株式会社ニシカイチです。
法面を植物で覆う植生工は、自然の景観に配慮するだけでなく、土砂災害の防止においても大きな役割を担っています。
今回は、植物の力で法面を守る植生工には、どのような工法があるのかをご紹介いたします。

植生基材吹付工

「植生基材吹付工」は、人工的に作った植物が生育できる基盤を、法面に吹き付ける工法です。
法面に金網を張り、植物の種子や肥料、水などを混ぜ合わせたものをモルタル吹付用ガンで吹き付け、定着させます。
それにより、植物が生育できる苗床のようなものができあがるため、本来植物が育たない岩盤などの法面保護にも用いることができるのです。

種子散布工

法面の植生工の中で、一般的に行われているのが「種子散布工」です。
種子、肥料、水分、ファイバーに加え、法面に安定して定着させるための粘着剤などを混ぜ合わせ、散布していきます。
散布には、「ハイドロシーダー」とよばれるポンプ機を使用します。
この工法では、植物が早く生育して雨水による浸食を防いでくれますが、生育の初期段階では効果は期待できません。

植生マット工

植生工の施工後から、すぐに法面保護の効果が欲しい場合に行われるのが「植生マット工」です。
マットに使用されるのは、不織布、わら、すだれ、フェルトなどで、種子や肥料などが付いていて、独自に植生が可能になっています。
法面に敷きつめて植生マット工の施工を行いますが、その際は、法面と植生マットを、アンカーやピンなどで、密着して固定させていきます。

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法面保護工事では、植生工をはじめとし、モルタル吹付工やアンカー工などのさまざまな施工を行っております。
高品質な施工と最大限の品質管理で土砂災害を防ぎ、安心・安全な暮らしをご提供いたします。
法面工事・土木工事のご用命がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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