法面の劣化を放っておくとどうなる?
こんにちは!広島県広島市に事務所を構え、法面工事を中心とした各種土木工事を行っております、株式会社ニシカイチです。
お客さまの暮らしにかかわる工事をしているという自覚を持ち、常に高品質な施工を心がけて邁進しております。
法面は、盛土や地形を削ることによってつくられた人工的な斜面のことです。
人工的な斜面でも、風雨にさらされるので劣化は避けられず、放置するとますます悪化していきます。
今回は、法面の劣化によって起こる現象をご紹介したいと思います。
防災機能が失われる
法面が劣化した際に起こることの典型的な例として、防災機能の低下が挙げられます。
では、法面にはどのような防災機能があるのでしょうか。
法面は、起伏のある地形の土地に住宅や道路などを建設する際につくられます。
人工的な斜面であるため、崩れるのを支える岩や植物はありません。
そのためコンクリートやネットを利用した法面工事によって、土砂崩れなどの災害を防ぎます。
法面の劣化、つまり法面工事が施された部分が劣化することは、法面を維持する力が弱くなるということです。
よって法面の劣化は土砂崩れなどの原因になることがあります。
法面の劣化のサインとは
では、法面の劣化はどのように見分ければいいのでしょうか。
まず挙げられるのは、ひび割れなどの有無です。
法面を覆っているコンクリートなどにひびが入っている場合、法面を維持する力が弱くなっていることが考えられます。
ネットを利用した法面の場合、ネットのサビなどがサインです。
サビは金属を脆くする原因であるため、こちらも法面を維持する力が弱くなっていることにつながります。
法面を維持し、災害に強い状態を保つためには、このようなサインを見逃さず、定期的に管理を行うことが重要になります。
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